手で遊ぼう! シマウマ絵日記

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2009年 03月 22日

木偶棒を彫る

昨日、青山のギャラリーDEE'HALLで行われたワークショップに参加しました。講師は前川秀樹さんという木の作品を制作してる方。以前、DEE'HALLに行ったとき、前川さんの前回のワークショップのお話を伺い、僕も是非参加してみたいなと思っていました。そうやって、思い続けていると機会は本当に訪れるもののようです。c0136954_21505267.jpg
朝の十時スタート。まずは木のことや道具の説明。道具といっても切り出し、ノコギリ、木を固定する万力ぐらいです。特別なものは一切なし。前川さんの言っていた、「作業していて、困ったときに工夫するようになる。」という言葉が印象的でした。確かに、工夫するってことが減ってるなーって思います。便利な道具がどんどん開発されて、自分の頭で考えて工夫するチャンスがなくなってるような・・・・・・・。何事も効率が最優先されて、考えたり、立ち止まることが敬遠される風潮にあるのかも。便利すぎるのも考えものです。
簡単な説明の後、作業開始。いろいろな形の枝から二股の枝を選び、切り出しで皮を削りました。スーッ、スーッと皮が削れるのが気持ちよかったです。
陶芸家の方がロクロを回しているとところを見たとき、その動きに吸い込まれて眠くなりました。今回も前川さんが木の皮をむく姿にひきこまれて眠ってしましそうでした。熟練した人達の動きにはリズムがあり、無駄がなく見ている人達を魅了する力がある気がします。
お昼ご飯の時間。このワークショップの目玉はこのお昼ご飯でもあるらしい。本日のメニューは菜の花、フキ、ウド、レンコンなど。春の野菜が中心のお惣菜でした。ニュースなどで日本人の残飯の多さを伝え聞くこの頃ですが、用意していただいたお昼ご飯は全く残らず、すべて食べてました。本当に美味しかったです。
午後からは人間になるように形えを整え、顔の表情を彫刻刀で作りました。5時までの7時間本当に集中して、無心に削っていました。こんなにまとまった時間集中したのは久しぶりでした。木で作ることは、道具もたくさんいるし作業としてもとてもたいへんそうだなと思いこんでいました。でも、実際は想像していたほどたいへんではなく、素材としての程よい木の抵抗感があり入り込みやすかった。初めての経験で脳みそがフル回転しているようで、心地よい疲労感が残りました。
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by simasimauma | 2009-03-22 22:22 | ワークショップ
2009年 03月 08日

絵の意味

c0136954_212526.jpg昨年は体調が優れず、つらい日々が続きました。もともと基礎体力がないので、小さなことでもすぐに影響するようです。そんな昨年の反省から、今年は体力アップを目標にしてみました。ウエイトトレーニングと水泳。今のところ順調に進んでいます。

ウエイトトレーニングをやるとき、どのようなトレーニングをどれくらいの重さで何回行うかを示したメニューを考えます。普通は紙にただ目標とする数字を描くわけですが、僕はイラスト付のメニュー表をつくりました。味気ないトレーニングもちょっとしたことで、少しは楽しめる気がします。

絵などの自己表現はまだ誰も見たことのない世界を切り開くという一面もあります。その一方でただの文字情報を羅列しただけのものにちょっとした絵があるでけで、見る人の気持ちをよくする。そのような一面もあると最近感じています。これはプロのイラストレーターの仕事のことを意味しているのではありません。僕たちの日常で行うことができること。仕事場での連絡事項、夫婦のあいだのメモ、町内会の連絡などなど。ワープロシフトでみんなが一様な文章を作る現在だからこそ、そこに少しだけでも手書きのイラストが描かれることで、他者とのコミュニケーションを和やかで円滑なものにしてくれるはずだと強く思っています。

職場のちょっとした連絡事項などにイラストを描く人がいます。最初は、職場でイラスト入りの連絡表を見たことがなかったので驚きました。でも良く考えてみると、美術の勉強をした人達だけが一生絵やイラストを描くのではなくて、上手くなくても絵や表現が身近にある人は素敵だなと思いました。すべての人が文字を描けるように、イラストが描ける世界はとても面白いのではないでしょうか。
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by simasimauma | 2009-03-08 21:01 | イラスト